【LIVE REPORT】12/18(水)ウソツキ「0時2分」リリース記念 “timeless tour” FINAL @ 渋谷CLUB QUATTRO

2019.12.18(水)
ウソツキ timeless tour FINAL
@ 渋谷CLUB QUATTRO

5周年イヤーである2019年、ミニアルバム「0時2分」（9月18日リリース）のワンマンツアー『timeless tour』を仙台、名古屋、福岡、大阪、そして先日18日に東京・渋谷クラブクアトロにて大盛況の中ファイナルを迎えたウソツキ。

暗転したステージに時報をアレンジしたオリジナルのSEが流れ、メンバーが登場。そのまま始まると思いきや、流れたSEがそのまま逆回転して時間を巻き戻していくウソツキらしい演出にぴったりな「過去から届いた光の手紙」でライブがスタート。ボーカル竹田の短い挨拶とともに、新譜「0時2分」より「スープ」、ここ最近のライブの定番曲の「夏の亡霊」と会場の熱気を煽っていく。

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竹0039 　全0147

リズム隊の安定感には定評のあるウソツキだが、今回ステージの並びを下手から藤井(ベース)、竹田(ボーカル)、このツアーをサポートする小林広樹(ギター)、そして上手客席近く林山(ドラム)を配置した事で、よりダイナミックなサウンドに聴こえる。かつ、繊細さも失われていない。

改めての開催の挨拶とともに「『timeless tour』とは“不朽とか不滅”の意味が込められている。今日という日が皆さんの思い出になって、永遠の宝物になるような日にしたい」という竹田のMCで会場の空気が一体になった後、ウソツキではハード系の曲「ネガチブ」、「コンプレクスにキスをして」「恋はハードモード」そして新譜より「ネメシス」を演奏。

竹0113 　藤0034

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「始まってしまったら、いつか終わりが来る。人はいつか死んでしまうし。それならいっそ、始めたくない、、、という気持ちが俺にはすごくわかる。だけど、やっぱり前に進みたい。明日をちゃんと踏みしめたい。その恐怖とジレンマと戦いながらヤケクソになりながら作った曲です。」

というMCで「ハッピーエンドは来なくていい」〜今回の新譜の中で一番メロウなバラード「今だけは」そして、時計の針が進む音が流れ、アルバムタイトルでありリード曲の「0時2分」へ。

「決して過去は無くすことはできないけど、それでもまだまだ夢は見れるから、前に進めるように願いを込めて」と「時空間旅行代理時計」からライブは終盤への盛り上がりとともに「一生分のラブレター」、「偽善者」で更に会場の一体感が増す。

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「夜中になると不安になる。俺は些細なことで答え合わせをしてしまう。あの時ああ喋れば良かったとか、ああすれば良かったとか考えてしまう。答えなんてないのもわかっているけど、今まで歩んできた道が間違えだったんじゃないかと悩んでしまう。だけど今日みんなに会えて、笑顔を見れて”もう間違えだろうと正解だろうとどっちでもいいや“と思いました。ウソツキはこれからも自信を持って音楽を続けていくし、僕も音楽を作っていきます。そう思わせてくれて本当にありがとう！」

と、これからも不器用ながらも音楽を作り続けていく決意と思いを伝え、「名もなき感情」、スキマスイッチ常田真太郎との共作「大丈夫。」、ラストの「新木場発、銀河鉄道」で本編の幕を閉じた。

竹0027 　全0165