ギターロックの突然変異(ミュータント)
ギターロックも数多く細文化されていますが、このプロキシオンがユニークな点は下記の通り。
まず、ギターロックなのに打ち込み及び手弾きのシンセがちょこちょこ入っちゃっている!これをギターロックと言っていいのか?という面もありつつ、ギター、ベース、ドラムの3ピースサウンドガ基本になっているので、許して下さい。
そして、ギターロックなのにメンタルがまいっちゃっている!繊細といえば聞こえがいいのですが、すでに神経が衰弱寸前といったところでしょうか。
そんなプロキシオンですが、キャッチーなメロディだったり、時たま顔を見せる優しさや救いのある言葉が、不思議と胸に響くのです。絶望と希望がゆらゆら揺れながら織りなす美しくも不安定な風景は、巷のパーティーピーポーには全く届かないでしょうが、パーティーなんかに行きたくない、多くの人たちの心を強く惹きつけることでしょう。ネガティヴな幸福論をあなたに!