なんだこれは。
つかみどころのない2010年代終わりの東京の空気を切り取った脈絡のない10曲。
世田谷区、とあるスタジオにたむろしてた暇なバンドマン、ミュージシャンが、
その日のメンツ、その日の気分で、その場で曲を仕上げて行った10曲。
「THE CHEAP SONG UNITED」は、
スライム的不定形ソングライティングチーム。
かっこ良いコンセプトや感動的なストーリーとかは何も無くて、
その日に集まったメンツのその日の空気と感情を
その場でpro-toolsに録音していった。
持ち帰って何かダビングされてくるときもある。
cubaseのヤツも居て、logicのヤツもいる。
ギタリストも3人、ベース2人、ドラム3人、エンジニア3人、、、。
10代もいるし、大学生もいる。
エンジニアも含めて、みんなが作曲者で作詞者で、
誰が何をやってもいい。
メタルもビジュアル系も、80’sも、60’sも、ソウルもR&Rも、UKもUSも、歌謡もJPOPもある。
覆面ってわけじゃないんだけど、名乗るほどのこともない。
いや、やっぱりまだ、わかんないか。
もし参加メンバーに共通点があるとしたら、って事で、付けた名前が
「THE CHEAP SONG UNITED」。
とはいえ、中心人物はついこの夏までAIRBAGだったクガイトシキ。
ちゃちな曲で結ばれた奴らの作った曲をまとめたアルバムは、
「DESTROYED LOVE SONGS」と名付けられた。
wingsのsilly love songs のオマージュ?
脈絡のない全10曲
先入観無しでどうぞ!