ジャンルやシーンに固執せず、自由に音楽の旅をしてきたodolが辿り着いた最高傑作!
2018年は、3月に「時間と距離と僕らの旅」、5月に「大人になって」、7月に「four eyes」と立て続けに新曲をリリース。 また、様々なミュージシャンと共演をする自主企画「O/g」をスタートさせ、 計7公演開催。 King Gnu、向井太一、LILI LIMIT、LUCKY TAPES、集団行動、iri、mol-74、世武裕子をゲストに迎える。 そして「FUJI ROCK FESTIVAL ’18」RED MARQUEEへ出演するなど、精力的なライブ活動を行った。
約2年半ぶりのアルバムとなる今作は、先にリリースされた楽曲の音楽的振り幅の広さの通り、それぞれの曲が強い色を持ったバラエティに富んだ作品となった。
そしてリード曲となる「光の中へ」は、マーチングバンドのリズム、ストリングスやホーンを取り入れた楽曲である。勇ましく雄大なサウンドが大きな個性になっており、新たな代表曲と言える名曲の輝きを放っている。
サウンドに呼応する明るく美しいメロディと、人生を肯定してくれるような歌詞が、聴く人の心を奮い立たせると同時に優しく包み込む。
ロック、オルタナティヴ、ダンスミュージック、エレクトロニカといったジャンル、または「ロックバンド」という枠を飛び越え、曲ごとに自由に行き来する。実験性と普遍性を兼ね備えた、2018年のポピュラーミュージック史に残るべき傑作の誕生です。