EASTOKLABのボーカル&シンセサイザーを務めるHayato Hiokiが、実在する廃村をモチーフに製作したコンセプチュアルな2nd Album『Lost Village』を完成させた。
アルバムより、レトロな質感のシンセサウンドをフィーチャーした楽曲「Harvest」の先行配信がスタートした。
さらに、アルバムのリリースに先駆けて4/13に「Cave In」も先行配信される。
4/27のアルバム『Lost Village』リリースまで先行配信曲を聞いて楽しみにしていてほしい。
『Lost Village』は、偶然辿りついた廃村の美しさに感化されたことをキッカケに製作がスタート。
今作は、8つのトラックを通して、かつてそこに存在していたであろう生活、時代の変化による衰退、さらには現在の空気を描くことをテーマに制作された。
この作品についてHayato Hiokiは下記のように綴っている。
「自然の空気を求めて山を越えたときのこと。
細い道を抜けて、誰もいない廃村へと辿り着いた。誰一人いないのに、川には橋がかかり、屋根の落ちた家々が点在し、割れた窓を覗けば、家具や家電がそのまま残っている。
かつてそこに人が暮らしていた確かな痕跡。そして戻ることのないであろう生活。その不思議で美しい空気に魅了されてしまった。
生活も場所も空気も変わっていく。失われたものたちを忘れないようにと音楽を作った。」
今作は、前作『Swallowing Smoke』のアンビエント・エレクトロな質感を踏襲しつつも、ハウスミュージックを取り入れたパワフルなビートが加えられ、より優雅な煌びやかさを持ったインストアルバムとなっている。