昨年2021年は9月にPEAVIS、CHAI、どんぐりず、Frascoをそれぞれ客演に迎えたシングル「Inception (of)」をリリースし、10月から12月にかけては3ヶ月連続配信シングル「Be My Words」「ベニエ」「収穫(りゃくだつ)のシーズン」をリリースしてきたが、早くも2022年初の新曲となる「真っ暗なドーナッツ」が完成した。
昨年は初めてコラボレーションという形でリリースしたり、初めてダブやレゲエ要素を取り入れたりと、常に新しいチャレンジをし続けているが、今作「真っ暗なドーナッツ」も新しいモードのHelsinki Lambda Clubと言える作品に仕上がっており、最近のインディーポップの影響を感じさせつつ、ロー感、ヒップホップ的なビート感やメロディをミックスして落とし込んだ、改めてHelsinki Lambda Clubの絶妙なバランス感覚と懐の深さを知れる楽曲である。