コロナ禍に結成したペルシカリアは、制限がなくなったライブハウスで自分達の音楽を求めるファンの熱量を初めて知った。
ファンと一緒に作っていく “ロックバンド” ペルシカリアの第一歩となる楽曲が、まさに満を持してここに完成。
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矢口結生による楽曲解説
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コロナ禍も終わり「ライブハウスが帰ってきた!」とよく耳にしますが、ペルシカリアはコロナ禍で始まったバンドな為、俺らにとってはこれからお客さんとペルシカリアというバンドを作り上げていく大事な期間だと思います。
そんな第一歩がこの楽曲「優しい人」です。
バンドとして去年の夏から年末にかけては特に遠征が多く、制作よりもライブメインの生活をしていた時期に書いた曲です。
バンド、ライブハウス、地域、お客さん、それぞれに音楽の価値観があって、寄り添うよりも真っ直ぐやりぬいた先でまた出会えたらいい、ロックバンドとしてまっすぐやり通さないといけない事が “優しさ” だと、去年は強く感じました。
サウンド面は今までとは違い、サビでアルペジオを弾いたりドラムをツービートにしたりと色々と新しい事に挑戦した楽曲でもあり、新鮮さもありつつ俺ららしさも残せたんじゃないかなと思っています。