2023年7月4日に結成10周年を迎え、同年8月には3枚目のフルアルバム「ヘルシンキラムダクラブへようこそ」をリリース。
今年2024年にはついにSXSWへ出演、そして初のイギリスツアーを開催し(The Great Escapeへの出演含む)、初の訪英にも関わらず完売する公演が出るなど、大盛況で終了した。そんな国内外問わず精力的に活動を続けるHelsinki Lambda Clubが、11月に5曲入りEP「月刊エスケープ」リリース予定。
先日9月6日にEP収録曲「THE FAKE ESCAPE」を第一弾として配信リリースしたが、第二弾として10月2日(水)に「キリコ」を配信リリース。
昨年、香港とシンガポールで開催のショーケースフェスや、台湾のフェスに出演し、
中国のインディーロックバンド回春丹と共に上海・深圳・広州でツアーを行い、
さらに日本国内ではタイのバンドの来日公演に多数ゲスト出演したりと、まさにアジアを股にかけてきたが、
「キリコ」はそんなアジア各国の音楽や土地の雰囲気からインスパイアされて制作した楽曲。楽曲の映像的なイメージとしては、
香港の映画監督・ウォン・カーウァイの映画の質感や湿度などを想起しながら制作を進め、
“西洋から見た日本やアジア”といったオリエンタルな雰囲気もありつつ、ギターのフレーズはタイや中華圏の雰囲気もあり、アジア各国の空気が絶妙に混じり合った、Helsinki Lambda Club流のディスコチューンに仕上がった。
ジャケットは「THE FAKE ESCAPE」に引き続き、新進気鋭の写真家・金本凜太朗の撮り下ろし。