2000年3月に結成したART-SCHOOLは今年25周年を迎える。
今作は『SWAN SONG』みたいな作品を今の感覚で作ったらどうなるか、という木下理樹の想いをもとに制作がスタートされた。
初期 ART-SCHOOL のレコーディングの多くを担当した Triple Time Studio の岩田純也と久しぶりにタッグを組みレコーディングされた楽曲たち。結果的には『SWAN SONG』とは異なるところに着地したが、そこには彼らの積み重ねて来た現在と、
いつまでも変わらずに貫き通して来たART-SCHOOLらしさが詰まった淡くイノセントで生命力あふれる作品になった。
さらに、2000年結成当初のカセットテープでしか音源がなかった「Outsider」を新録。
始まりと今が交差し、初期のART-SCHOOLと現在のART-SCHOOLが共存しているようなアルバムになった。
木下理樹は「満たされているはずなのに、何故か悲しい 何かを失った悲しみはあるのに、同時に癒される様な想いもある そんな矛盾した様な感覚が不思議に同居しているのが ART-SCHOOL の音楽にはあるんだと この作品を作っている時、改めて認識しました。」とセルフライナーノーツに書いていた。
どんな聞き手にも寄り添う音楽が ART-SCHOOL らしさだと思う。
25周年にART-SCHOOLらしさ全開の記念すべきミニアルバムに手を伸ばしてほしい。
通常盤の他に CD とアー写のアクリルスタンドがセットになった初回限定盤の販売。
アー写は今までもサポートメンバーを含めた 4 人で撮影されていたが、今回はサポートギターのやぎひろみが参加した5人で撮影された。そんなレアなアー写と25周年が重なった記念すべきアクスタをぜひ手に入れてほしい。
数量限定生産となるので確実に欲しい方は各店舗へ早めにご予約を。