新しい下北沢の風物詩「シモキタ音頭」グランプリ受賞曲。
今年の3月より下北沢あずま通り商店街を中心としたシモキタ音頭制作委員会によって一般公募されていた「シモキタ音頭」が馬浪マラカス団の「シモキタ音頭」に決定!
審査員の票をもっとも多く集め、特別選考委員の宮川彬良氏(マツケンサンバなどの作曲家)に「初めて聞いたときにピンときた」と言わしめたこの名曲。既にYou tubeでは「マツケンサンバ」でおなじみの真島茂樹氏による振り付け動画を公開しており、8月16日・17日に行われる下北沢夏祭りにおいて、今年のメインイベントとしてお披露目されています!
一度聞いたら口づさんでしまう、ちょっと切なくてハッピーな楽曲。
この夏から後世まで下北沢で踊り、歌い継がれるであろう「シモキタ音頭」は、今年の大推薦盤でございます!
宮川彬良氏(特別選考委員)コメント
僕は小さい頃から人の役に立つのが好きだった。母親から「アキラは役に立つねぇ」と言われるのが何よりだった。でも社会は僕の尻を叩く。競い合え、ワガママであれという、好きなことをやれ、ぶれずに進めという。一番好きなのが人の役に立つ事、という僕はそこで大いに面食らう。
そしてこのバンド=馬波マラカス団にも僕は似たような人の良さを感じてしまうのだ。決して超人的なバンドではないし、超変態バンドというわけでもないけれど、これが「人間らしさ」というものなのではないかなぁ。きっと大切な事なのではないかなぁ。
宮川彬良
シモキタ音頭
https://www.youtube.com/watch?v=JzF_nCGorao
馬浪マラカス団 プロフィール
2003年結成。下北沢・八王子を中心に活動中。古き良きスウィングジャズやリズム&ブルースといったグッドタイムミュージックにある大らかな歌心と暖かいバンドサウンドをベースに、シンプルなロックから音頭までカバーする幅広さを持ったポップな楽曲と、艶のある声で歌われる日本語の美しさがバンド特有の個性と普遍的な魅力を放つ。時と場所を選ばず誰もが口ずさみ、手拍子を打ち、ご機嫌にさせてしまうライヴパフォーマンスも必見。
メンバー:大久保 準之介(Vo & Ag)、植村 幸大(Gt)、沖田 優輔(Dr & Per/ はいからさん・原田茶飯事バンド・かみぬまゆうたろう)、山本 貴生(Ba)
ライブインフォメーション
8/16 (土) 、17(日)下北沢 夏祭り2014
会場:あずま通り商店街、下北沢南口商店街、シモキタスクエア
10/19(日)三軒茶屋グレープフルーツムーン
馬浪マラカス団 万華鏡ガールズ2マンライブ!!
スタート13:00
11/10(月)「シモキタ音頭」レコ発ライブ!!
下北沢440
詳細はホームページで近日発表
http://umanami-records.com/
読売新聞8/17地域版より
世田谷区の下北沢駅周辺で16日、「下北沢夏祭り」が開かれ、公募で選ばれた
オリジナルの「シモキタ音頭」がお披露目された。周辺の線路が地下化されたことで、駅前にわずかに
生まれた広場には、地元住民のほか大勢の若者が集まった。どこか懐かしいメロディーの「新曲」に
合わせ、老若男女が踊りに興じた。夏の暑さと帰省シーズンが重なり閑散とするお盆に、
新しい集客イベントを模索していた「下北沢あずま通り商店街」は昨夏、駅前で初めて盆踊り大会を開催。
盛況だったため「ご当地音頭」の募集が決まった。 全国から寄せられた39作品から選ばれたのは、
地元のライブハウスなどを中心に活動するバンド「馬浪マラカス団」の曲。「ドドンガドン」のリズムに、
エレキギターやマンドリンなどがどこか懐かしい音頭のメロディーを奏でる。古くからの住民がいる
一方で、演劇・音楽文化を求めて訪れる若者が混在する街の特徴を、「初めてここに来た人も
この街で暮らす人達も同じようにこの街が好きならば遠慮しないで踊りゃんせ」と、歌詞で表現した。
バンドリーダーの大久保準之介さん(32)は「一度訪れると居心地の良さのとりこになる。そんな街の
魅力を詰め込んだ」と話す。振り付けはマツケンサンバで知られる真島茂樹さん。
下北沢に足しげく通うという真島さんも「下北沢の『におい』を上手に表現している」と太鼓判を押す。
「シモキタ音頭」が生演奏されたこの日の会場で、楽しそうに踊りの輪に加わっていた杉並区の会社員
高橋知佳さん(27)は「振り付けは覚えやすい。踊るにつれ、下北沢への愛着が深まる」と笑顔をみせた。