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Live Report ライブレポート 2005

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2005.4.19
"夜想宴 ~春の嵐~"
クボケンジ(メレンゲ)/サクマツトム(ハックルベリーフィン)/松本素生(GOING UNDER GROUND)/曽我部恵一
円盤廻者>片平実(GETTING BETTER)


サクマツトム

クボケンジ

松本素生

曽我部恵一
弾き語り&DJイベント『夜想宴』が、今夜はここ下北沢CLUB Queで開催。「桜の部」と題されている通り、桜の華やかな雰囲気にぴったりな豪華な出演者が集った。トップバッターはハックルベリーフィンのサクマツトム氏。一人ステージに立ち緊張した様子も見せていたが、逆にそれがほほえましく観客の顔もほころぶ。もちろんバンドとしては長いキャリアを持つ彼、さすがの歌声に会場には爽やかな風が吹き込んだ。次に登場したのは、メレンゲのクボケンジ氏。「ソト」「初恋サンセット」など、優しさと鋭さを兼ね備えた歌声に惹き込まれる。この迫り来る歌声は彼の大きな魅力であると改めて思う。続いては、GOING UNDER GROUNDの松本素生氏。まず始めに披露したのは、ついさっき楽屋で作ったという曲。春を感じさせるメロディに、緩やかな雰囲気が流れ始める。途中で予定にはなかったダブルオー・テレサの植木氏が登場する一幕も。そして最後は、曽我部恵一氏。この4月でサニーデイ・サービスの1st『若者たち』発売10周年ということで、今回はその『若者たち』全曲を収録順に演奏するというなんとも贅沢なステージに。当時の思い出を語りながら歌う曽我部氏の姿は輝いて、まるで少年のようだ。10年という長い間彼らの音楽が愛され続けるわけがわかった気がした。最後は出演者全員がステージに登場してサニーデイ・サービスの「青春狂走曲」を演奏し、会場が一体となる盛り上がりの中イベントは終了。みんなで春の訪れを祝うかのような暖かい一夜であった。
(撮影/鈴木恵、文/土田理奈)
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