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Live Report ライブレポート 2006

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2006.12.16
"KICK OUT THE JAMS vol.13「Hello」レコ発 ~白盤~"
GRiP/The Aurora/hare-brained unity/ザ・ガールハント


GRiP

The Aurora

hare-brained unity

ザ・ガールハント
2002年8月よりスタートしたGRiP主催イベント”KICK OUT THE JAMS”が今夜で13回目を迎えた。新作『Hello』を引っ提げ、常に斬新なイベントを提示してきた彼等のレコ発2daysの白盤と黒盤。この2日間のトップを飾ったのは、The Aurora。サポートギタリストを迎え4人編成でのステージ。「Chain Reaction」から先鋭的なアートとしてのロックの革新性、紡ぎ出す世界観にフロアは一瞬にして引き込まれてゆく。絶対的なフロントマンの存在、アグレッシヴな演奏。純粋に表現と向き合う彼等の音楽に私も感銘を受けた1人だ。中盤には「Sally」ラストの「SUPER STAR」まで計り知れないロックが観る者の心を打った。続いてYOTSU-UCHI DANCE ROCKを掲げ、勢いに乗る”ヘアブ”レことhare-brained unityの登場。疾走感あるロックナンバー「Sputnik」からパーティーが幕開け、新曲も披露。明るく踊れるインスト・ナンバー「Clap!」そして最後には12/6にリリースされたばかりの季節感溢れるキラーチューン「ORION」を。更なる飛躍を感じさせるステージで繋がれたバトンは、ザ・ガールハントへ。「呼ばれてないのに出ちゃいました!(笑)」と冗談まじり増沢氏の声で勢い良く登場!ツインボーカルで駆け抜けるへたれロック満載の楽曲は、親近感溢れる世界を描き魅了。テンポ感あるイベントの最後を飾るはGRiP。今夜は、アルバム収録曲が並ぶセットリスト。圧倒的なグルーヴ感とエモーショナルなメロディは唯一無二。アクセル全開のステージを展開し、アンコールこそ出来なかったが6曲全てにロック魂が詰まっていた。「1本のライヴが観た者のその後の人生を大きく変えることもある」ということを改めて体感した夜となった。
[撮影/藤井美奈、文/清水瑠里子]
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