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Live Report ライブレポート 2007

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2007.2.8
"空想の街 vol.1"
トレモロイド/トキメキ泥棒/ゲントウキ(アコースティックセット)


トレモロイド

トキメキ泥棒

ゲントウキ
トレモロイドの初自主企画イベントとなる、「空想の街」。会場に入るとステージ上に飾られた大きな街の絵が目に入り、客席の後ろの壁には写真も飾られている。こういうあったかさが企画イベントのいいところ。一番手で登場したのはトキメキ泥棒。一度見たことがある人ならご存知だとは思うのだが、唯一無二の不思議なバンド。ボーカル芋子さんのトークから始まるライヴスタイル、このクスッと笑っちゃう話をきいているだけで、まさにトキメキを泥棒されちゃった!という感じ。サウンドは、ゆるーくシンプルでいて、確実に核心をついてくる感じが気持ちいい。次は、ゲントウキ。この日はパーカッションとグロッケン&keyを交えてのアコースティックセット。ニューアルバム発売間近ということで、アルバムの曲を中心に。「abeno-music abeno-life」では曲にまつわるエピソードもMCで聞けたり、みんなで合唱したり…なんだかおうちに遊びに行って音楽をきいているような、あったかい演奏だった。さて、最後はお待ちかね、この日の主役トレモロイド。 初企画ということで、緊張からか固かった5人。曲が進むにつれ、次第にほぐれていって、心地よい浮遊感とキラキラした世界をいつものように聴かせてくれた。いや、いつも以上!やはりメンバーの意気込みが伝わってきたし、長めの演奏時間だったこともあり、迫力のあるライヴだった。トレモロイドのライヴは何度か観ているけれど、めきめきと成長していっているのがわかる。新曲「青色の雲」はこれからのトレモロイドが楽しみになるようなそんな曲。トレモロイド、今まさに目が離せないですよ!トレモロイドをはじめ他の二組も、在り来たりではなく一癖のある歌モノがそろったイベントだった。「空想の街」、vol.2もQueにて5月に開催予定。楽しみ!
[撮影/鈴木恵、文/長谷川彩子]
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