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Live Report ライブレポート 2007

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2007.11.23
"THE LOCAL ART「KiZUNA」レコ発ツアー ~出没!キズナチック天国~"
THE LOCAL ART


その名も『~出没!キズナチック天国~』、何か聞いた事ありますね! 「KiZUNA」と共に全国を回ってきた彼らは、各地で何かを吸収して、また一つ大きくなった感じを受ける。会場にギッシリ集まったお客さん達は「お帰り」の気持ちで期待を持って臨んでいるようだ、高揚感が伝わる。ステージ前方に特設ステージが用意されているが誰か下から出てくるのか?などと考えていたら横からメンバー登場。「KiZUNA」に収録されている曲「エイティーズチルドレン」からスタート。新曲を含め休みなく飛ばして行く。随所でDr/VO岡田さんが「ロックは好きか?」と客席に声をかけ、お客さん達はそれに答え終始笑顔。今日は途中からゲストミュージシャンとして「ex.ザ・マスミサイル」から“あんちゃん”こと渡部貴彦さんがキーボードとして登場。キーボードが入ることで「泣かない泣けない約束」などの曲が、奥行きが広がり壮大な印象になっていた。そして、彼ららしいサプライズ!もう一人のゲストミュージシャンとして「BRIT BANQUET」からドラマー、ハゼさん登場。という事は?と思ったら、岡田さんは前方の特設ステージでGt/Voとして数曲を演奏!ステージ上が見たこと無いフォーメーションになっている、ワンマンならではの催し。「未来鉄道」などの曲たちが新鮮に感じられた。ハゼさんが下がり、映画「ふぞろいな秘密」の主題歌になった「ラストスパート」で本編ラスト。 もちろんアンコール、聴けばいつでも甘酸っぱい様な切ない気分になる「サクラ」含め3曲を演奏。演奏時間、過去最長のボリューム感たっぷりのステージだった。年明け1月には、彼らの代名詞とも言えるイベント「男臭ぶちキレNIGHT!」が2回催される。毎回売り切れ必死のこのイベント、チケット代は据え置き「1000円」という財布に優しいお値段だけど、内容は本当に「ぶち切れ」ていて、しかも暖かさが滲み出ているので必見のイベントである、是非こんな感じでワンマンが終わっても、既に次のステップに進行しているTHE LOCAL ART。これからも目が離せないバンドの一つである事は間違い無いと思ったライブでした。
[撮影/サヤカ、文/藤井美奈]
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