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Live Report ライブレポート 2017



2017.8.20
"チカコとヤマギのおおきな声でうたえる生誕祭!"
秦千香子(ex.FREENOTE) with お酒がうまいズ [Dr:稲田一郎,Ba:中村昌史,Gu:江渡大悟]
ウラニーノ
秦千香子(ex.FREENOTE) with お酒がうまいズ
秦千香子(ex.FREENOTE) with お酒がうまいズ
秦千香子(ex.FREENOTE) with お酒がうまいズ
秦千香子(ex.FREENOTE) with お酒がうまいズ
秦千香子(ex.FREENOTE) with お酒がうまいズ
秦千香子(ex.FREENOTE) with お酒がうまいズ
ウラニーノ
ウラニーノ
ウラニーノ
ウラニーノ
ウラニーノ
ウラニーノ
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 8月生まれで1日違いのお二人、チカコ(秦千香子ex.FREENOTE)とVo:ヤマギ(ウラニーノ)の長年言い続けた「誕生日近いし何かやろうよ」がついに実現した日でした。3年前に解散し、一度はもう歌うことをやめようとしたFREENOTEの秦千香子が結婚、出産を経て「やっぱりまだ歌いたい」と"CLUB Queの二位徳裕に話し、そして同志ウラニーノを誘い、お客さんが集まってくれて出来上がった誕生祭"というスタートの1日だった。
 先に出てきたのはウラニーノ、SEは日本フォークの名曲【プカプカ】2番の歌詞「あんたが あたいの どうでもいい歌を 涙流して わかってくれるまで〜」と来そうなあたりで一曲目が始まる。1曲目「ありがとうとごめんねと」便器に顔を埋め吐いている男の背中をさすってくれる女への感謝の気持ちはありがとうを使うべきか、ごめんねを使うべきか、どちらがちゃんと伝わるのだろうか? という内容だった。歌詞の世界が映像のようにわかりやすく短編小説のようにハッとさせられ、曲が終わる。つづく「あるよ」も否定的で後ろ向きな出来事や気持ちを丁寧に重ねていってついに崩れ落ちそうになったところで一気にあるよあるよ、と励ましてくれるハッピーな展開である。ウラニーノはここ3年新しい音源を出していないということだが、この新曲たちが音源になったら歌詞カード見ながら何度も聞きたい、早く音源が欲しい!! そんなライブだった(※一曲目「ありがとうとごめんねと」は2009年12月発売の1stシングル『終着駅』に収録)秦千香子は、お酒がうまいズを引き連れてバンドスタイルで登場。「1年ぶり、驚くほどの新曲いっぱいやります」とバンド解散後にできた新曲たちを中心にしたライブだった。
 前半立て続けの新曲「カイト」「夏花火」「Where do we go now?」では客席に手拍子が続いた。「毎日パソコンに向かって曲を作っていて」と言いながら新曲の同期音を流す際にパソコンの起動音がこっそり鳴ってしまったがほっこりとした空気が会場に流れた。バンドFREENOTEの曲「Drop」「アオイクマ」もお酒がうまいズのバンド演奏で披露し、来てくれたお客さん達も聞きたいんじゃないかな? と気持ちに応えた。【さよなら 初めての愛 またどこかで会える】と歌う「Shooting star」は悲しいことや辛いこともきっとそれが未来につながって自分を強くしてくれているんじゃないかな? とMCの予定ではないところで一言添えて始まった。本編ラストに「Life」を、アンコールは全2曲で最後はFREENOTEの「ボクラリズム」自然と客席からは手拍子が始まり、演奏の最後にはウラニーノのヤマギとドラム小倉の2人も登場し豪華なステージングで幕を閉じた。
 
[文:CLUB Que 福田政博/撮影:山中善正]
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