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Live Report ライブレポート 2019



8/7 "夏のVIVA YOUNG! 2019 5DAYS~25祭「危険なふたり」"
怒髪天/TENDOUJI
DJ> クラヤマナオキ
怒髪天
怒髪天
怒髪天
怒髪天
怒髪天
怒髪天
TENDOUJI
TENDOUJI
TENDOUJI
TENDOUJI
TENDOUJI
TENDOUJI
8/8 "夏のVIVA YOUNG! 2019 5DAYS~25祭「夢で逢えたら」"
真心ブラザーズ/キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
DJ> クラヤマナオキ
真心ブラザーズ
真心ブラザーズ
真心ブラザーズ
真心ブラザーズ
真心ブラザーズ
真心ブラザーズ
真心ブラザーズ
キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
画像をクリックすると拡大表示で閲覧できます。

Queがオープンした時から始まったという、
クラヤマナオキ氏によるVIVA YOUNG!も今年で25周年。

その初期から深い繋がりのある怒髪天や真心ブラザーズに対し、
最近気になる新しいバンドをぶつけてみたいという狙いが今年のテーマ。

「いつも、世間のど真ん中とは少しずれたところに興味がいっていた」という
クラヤマさんの過去のVIVA YOUNG!出演者には
thee michelle gun elephantやゆらゆら帝国をはじめ、
東京スカパラダイスオーケストラ/noodles/サニーデイ・サービス/BRAHMAN
など、ジャンルで言えばメチャクチャな名前が並んでいるが
時代の中で大きなシーンを作り出してきたバンドが多い。

世代の違うバンドの邂逅、
そこで生まれる科学反応がどうなるのか、
それが見たい・見せたいという想いがステキな形になった気がする日があった。

2日目の8/8に出演のキイチビール&ザ・ホーリーティッツは、
この夜にかしか見られないミラクルを我々に見せてくれた。

ボーカルのキイチは急遽休養となってしまったが、
真心ブラザーズとの対バンを非常に心待ちにしていた。
そうした気持ちは残ったメンバーにも共有され、
かつ、「このチャンスを絶対に逃したくない。何かの爪痕を必ず残したい」
という強い気持ちが生まれ、
なんとかこの事態を好転したいと、
実は入念に準備を重ねていた。

そしてこの夜、なんとほぼギター未経験のコーラス担当だったKDが、
堂々と独りで歌い上げながら、
ギターをこれまでも普通に弾いていたかのように弾きまくり、
ファズをかき鳴らしてみせ、更に新曲まで作ってこの日に臨んだのである。
バンドサウンドは今まで以上に力強く・豊かなものになっていた。
まるで全く違うイキのいい新しいバンドが世界に産まれたようだった。
それはそれは、すごい光景だった。

ロックは今この瞬間も生まれ続けている。
それは、楽しみながらもきちんと土を耕し、
丁寧に水を与え光を与え、
時々強い風に晒しながらも愛情を持って接する、
クラヤマさんのようなライブ制作者や、
ライブハウスのもとで生まれていることを感じた。

[文:福田政博(CLUB Que)/7日撮影:山中善正 8日撮影:稲垣ルリコ]

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