CLUB Queが翌日(10月1日)で25歳になるということで
24歳最後の夜に集結した20代前半の若いバンドたち
19歳から24歳とQueが始まった頃にはまだ生まれてもいない
JamFuzzKid/THE BARREL/Luther Smoke Dokeyes
3バンドの音楽性は様々でブリットポップ、ビートパンク、ブルース。
ズボンのタイプでいうとダボッとしたジーンズ、スキニー、ベルボトム
TシャツのサイズでいうとXL、Sサイズ、チビTと
別々のカルチャーに没頭し音楽性を追求している3組が一同に介した。
DJとして二位徳裕(CLUB Que)と片平実(Getting Better)の
下北沢音楽シーンを作り上げてきた二人が
音楽とトークで歴史を振り返る。
片平実といえば1996年から続いているロックDJイベント
「Getting Better」の主催者、ロックDJとしてフェスへの出演や
邦楽ロックのミックスCD発売や、映画「ソラニン」の
公開記念コンピレーションアルバムの監修なども行い
下北沢から全国へと新たな邦楽ロックの基軸を広めた人物である
今日新たな邂逅が生まれたことを信じたい。
演奏も音も照明もそしてこの写真もライブハウスが一体となって
表現していたステージは、可能性を見せつけるには十分であったように思える。
「JamFuzzKid?」「あぁ~」
「THE BARREL?」「彼らが初めて出たときなんて...」
「Luther Smoke Dokeyes?」「お客さん10人もいなくてさぁ~」
と25年後、いや、数年のうちに笑いながら話しができたらなと
ある意味狙い通りの一日になったようだった。
[文:CLUB Que 福田政博/撮影:稲垣ルリコ]