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Live Report ライブレポート 2019



12/15 THE 四半世紀 Que25th SPECIAL【SILVER JUBILEE】
"JPR RECORDS PRESENTS!~JUNIOR NEW DISC Release ONE MAN Party !!!!!! in TOKIO~『ヤロウドモとカリオストロの秘密基地』"
JUNIOR-oneman-
GUEST> 伊東ミキオ/矢沢洋子(PIGGY BANKS)/GEN(DALLAX)/Mai(THE REDEMPTION/frail)
DJ> HAJIME(from 郡山)
JUNIOR
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 JUNIOR、2019年最後のライヴはスペシャルゲストを迎えた単独公演! 開場すると郡山から駆けつけたDJ HAJIMEがフロアを盛り上げて、JUNIORのステージが幕を開ける。“ヤロウドモとカリオストロの秘密基地”と銘打たれた今回、ワクワクとドキドキが入り混じる緊張感のなか、Fat Kohey(Bagpipe)が奏でる煌びやかなバグパイプが鳴り「MOTHR LAND」からヴォルテージは全開! とことん陽気でタフなステージの“ヤロウドモ”と同じくオーディエンスも拳を突き上げ、クラップを鳴らして大騒ぎだ。”我国で清く正しく美しい、俺たちのナンバーを!乗り込みやがれ!「七つの海」”とKAZUKI(Vo)が叫び、底抜けの明るいメロディと6人の熱いシンガロングをぶちかますと、Go!(Tin Whistle)の陽気なティンホイッスルが鳴り響く「ガイコツ島」と続ける。パワフルなAtsushi Armstrong.jr.(Dr)のドラムが先攻する「空飛ぶ乳母車」、今年リリースした新曲「チビが一匹」と爽快なパンク・ナンバーをプレイすると、「やつらの足音のバラード」と一転しノスタルジーな雰囲気のやさしい音色を届ける。明るくも泥臭く、ロマンを秘めたJUNIORのステージは奥が深いと感じられる。披露した新曲「イチバンボシ窃盗団」は、ティンホイッスルの可憐な音から始まるキャッチーなナンバー。バグパイプのソロとKAZUKI(Vo)の語りから始まる「真夜中のメトロポリタン」じわじわと熱気を帯びると、KAZUKIは鶏冠のようにド派手なインディアン帽を被り「アディオス」へとなだれこんだ。お次は、HOOKER(Gt)がフロントに立ちボーカルを取る「親父の怒号とハーモニカ」へ。続々と楽曲がプレイされライヴも中盤に差し掛かった頃、いよいよ本日のゲストにGEN(DALLAX)、Mai(THE REDEMPTION、frail)伊東ミキオ(Key)を呼び込み「BOOTS&SUSPENDER」を演奏。トロンボーン、トランペット、Go!のサックスのホーン隊に加え、鍵盤と4人の鮮やかな演奏で彩られた編成は、まさにスペシャル! ゲストはそのまま、再びKAZUKIがマイクを取り「チャールストン革命」のイントロでは、ピアノソロ、ドラムソロと見せ場もバッチリで観客を惹きつけた。そして、本日もうひとりのゲスト・矢沢洋子が呼び込まれ、この日リリースされた新譜でコラボを果たした「MACHILDA 2019」を披露する。ゴキゲンなJUNIORサウンドに、凛とした佇まいに艶やかでハリのある矢沢の歌声とKAZUKIのツインボーカルは、何とも新鮮だ! 続いて「CARNIVORE」もデュエットすると、クリスマスにピッタリのナンバーで先取りしてプレゼントをもらったような気分だった。JUNIOR6人+伊東ミキオのステージとなり「スパゲティJ.P.N」へ。Fat Koheyはステージ上でもりもりとスパゲティとみかんを喰らい会場を沸かす。“血と汗と涙のJUNIOR号”とKAZUKIの言葉から「FRIEND SHIP」へと続き、ラストスパートに突入!冒頭にHOOKERのアコーディオンが鳴り「ペチカ」、派手で明るい「ポパイザベジタリアン」と、最後まで大暴れを繰り広げた。Go!は、“いつも通りのJUNIORでした!今年もありがとうございました”と言ってステージを後にした。
 アンコールでは、福岡で共演した音道青心も飛び入り参加。ゲストを呼び込み全員で「ROCK 'N ' ROLL PEARL HARBOR」を熱唱。2020年も派手に駆け抜けてくれるであろうJUNIORに注目したい。
[文:大島あゆみ]

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