マツキ:95年春頃、小山君を神奈川県の地元でベーシストとして誘ったのが最初。その後小山君がベースよりボーカルに向いてる気がして夏にお互いの大学のサークルで新たにベースとドラマーを見つけてきてスクービードゥーを結成しました。 コヤマ: ・95年の春頃@平塚の居酒屋、飲み会の席で久々に会ったリーダーが「俺、バンドやりたいんだよね」と言ったので「おーおもしろそー。俺もやりたーい」ととりあえず答える。 ・その後、リーダーが作ったデモ音源を聴き「カッコE!」と唸り俄然やる気になる。バンド名をSCOOBIE DOに決める。他には、STEREO'Sとグリーンてのがあった。SCOOBIE DO結成。が、2人じゃ出来ないよなー、となる。ドラムに染谷君・通称ソメさん(ハードロック好き)を入れる。なかば無理矢理。他に人がいなかったので、3人でやることにする。俺、ベースをやることになる。 ・で、リーダー/ギター・ボーカル、俺/ベース、ソメさん/ドラムでリハに入ったが、翌日「やっぱし4人組バンドやりたいんだよなー」とリーダーが言う。俺「んあー」と答える。3人体制ポシャる。2人に戻る。 ・ドラムとベースを当時行ってたそれぞれの大学で探すことにする。夏ぐらいまでにメンバーがみつかり、4人体制はじまりはじまり。新宿JAMを拠点にする、ことにする。 ・そのメンバーで3回ぐらいライブをした後、ドラマーがクビになり、95年の暮れにオカモト"MOBY"タクヤが加入。 ・そんでもって、たくさんライヴをしたりCD出したりする間にベーシストは、クビ、自主退社、自主退社、と3人いなくなり、 4人目ナガイケが2001年初頭に加入。今に至る。めでたしめでたし。 ジョー: 僕は2001年1月より途中参加しました。初ライブはその一ヶ月後のCLUB Que。ということもありQueは特別なハコです。 MOBY:ボクは1995年夏のバンド結成の頃、時を同じくして大学のサークルのバンドでドラムを始めました。初めてSCOOBIE DOのリハに参加したのが、1995年11月。ボクが加入してからの初ライヴは、1996年3月12日、新宿JAMでした。 マツキ:小山君とは幼稚園からの幼馴染み。モビー君はリハスタで顔を合わすくらい。ジョー君は全く知らなかった。 コヤマ:リーダーと幼稚園から高校まで同じとこに行っていたYO! ジョー:モビーさんとはサークルの先輩後輩ということで何度か顔を合わせたことがあります。 MOBY:シュウくんは1995年の大学入学直後の体育の授業「野球(上級者向け)」で知り合いました。リーダーは新宿JAMのリハスタですれ違う程度でした。ジョーはボクが大学を5年で卒業した直後に、ボクが所属していたサークルの部室に見学に来てて、そこで。 マツキ:東京モッズシーンで活躍した「ザ・ヘア」とか「ハッピーズ」みたいなヴィンテージGS、ガレージソウルバンドを目指してたと思います。今僕らがやってることはその延長上にあるものだと思ってます。 コヤマ:バンドを組んだ最初の頃は、とにもかくにもライヴがしたかった。今もまずはライヴがしたいんだよなぁ。あ!変わってねぇ! MOBY:バンドに入った当初は、主に新宿JAMで行なっていた大学のサークルでの定期ライヴに出演したり観たりして、そこで内輪で盛り上がっている光景を見て、何か内輪ではなく外=知らない人に向けて演奏しないと意味がないのではないか、という割と単純なモチベーションだったと。なんですが、究極はチケットを買ってくれたお客さんをいかに楽しませるか、という点に於いては結成当初から今でも変わらないと思います。 マツキ:当時はチラシを自分で手書きしてコンビニでコピーして高円寺とか下北沢の古着屋やライブハウスに配るので精一杯。今はチラシだけじゃなくお金を払ってロック雑誌のインタビューを受けたりお金を払わずにもテレビやラジオやネットでプロモーションしたり出来るようになりました。 コヤマ:インターネット!メール!携帯!宅急便!大活躍! ジョー:ホームページでの情報が主流になっていること。 MOBY:インターネットが1998年頃から普及するまでは、とにかくチラシを撒く。ライヴハウスの出口、折込、或は各ライヴハウスや古着屋、呑み屋、カフェなどなど、バイト先の新聞社のコピー機を我が者の様に使ってました(笑)。チラシ撒きの重要さは今でも一緒だと思います。2006年に独立してからは、我が家のMacがフル回転しております。各方面への連絡、プレスリリース、原稿作成、写真やデータなどの送受信などなど、パソコンなしでは、全く仕事になりません。基本的なやり取りはPCのメールで行なっております。何故なら、備忘録としても使えるので。あと、マネージャーとして、独立してからメンバーの中でボクだけ名刺を持っております。 マツキ:自分達のことに興味があるか、好きになってくれるかどうか。 コヤマ:ライヴがカッコEバンド。 ジョー:近すぎず遠すぎず。自分たち自身も、見に来たお客さんも楽しめるかDOか。 MOBY:そのバンドが我々のことに興味を持ってくれているか、或は我々がその対バンのことが好きか。あとは、そのバンドにプロ意識があるか、ないか。 マツキ:店員さんの愛情と楽屋の広さ。 コヤマ:SCOOBIE DOを好きになってくれるライヴハウスだったらEなぁ。 ジョー:店員さんが熱意をもって受け入れてくれると俄然そこを選びたくなります。甘えともいいますネ。 MOBY:第一に、店長さん、並びに店員さんが「ライヴバンド」を愛してくれているか、否か。もうちょっと細かくいうと、以下のことは若干気になります。 ・そのハコのジャンルや出演者のカラー ・楽屋にトイレがあるか ・店員さんがキビキビ働いているか マツキ:ライヴハウスや色んな人に気に入ってもらおうと思って音楽を作ってませんでした(汗)。 コヤマ:そこらへん、ちっとも気にしてなかった。逆に、このカッコよさは誰にも分からんだろう!と。でも、それじゃ駄目だな!ワハハハハ! ジョー:加入したばかりの頃はいつ「おまえクビ」って言われるかドキドキしながらやってました。(ワリと本気で) MOBY:ともかく、演奏でお客さんをどれだけ盛り上げさせられるか、踊らせられるか。 マツキ:フラワーカンパニーズ、怒髪天、ZAZEN BOYS、BEAT CRUSADERS、曽我部恵一BAND。 コヤマ:KING BROTHERS。ロックンロールは現代(いま)の音楽なんだぜ!と教えてくれたのDEATH! MOBY:2マン、あるいは3マンで初めて対バンした年ごとにいうと、デキシード・ザ・エモンズ(1998)、 フラワーカンパニーズ(2001)、SUPER BUTTER DOG(2002)、怒髪天(2002)、ZAZEN BOYS(2005)、 THE NEW MASTERSOUNDS(2006)、BEAT CRUSADERS(2007)、あとはフェスのみでご一緒した、 ゆらゆら帝国。 ジョー:フラワーカンパニーズ、怒髪天の両先輩方はいつ観ても刺激的です。そしてどちらのバンドとも初めて出会ったのはCLUB Queでした(!)ステキな出会いをありがとうございます。 マツキ: <メリット>自分達の思うとおりの活動スケジュールを立てられること。 <デメリット>自分達の立てた予定通りに活動しなければならないこと。 コヤマ: <メリット>楽しい! <デメリット>なさそうよ! ジョー: メリット、デメリットともにすべてが自己責任であること。言い訳できません。 MOBY: <メリット>自分達でスケジュールを組み立てられる。自分達の実力を誰かに婉曲されず、直に感じ取ることが出来る。汗をかけばかく程、得るものも大きい。 <デメリット>そのスケジュールをキッチリこなさなくてはならない。社員はメンバーのみなので、やることは常に山積み。極端に言うと、起床してPC開く~PC閉じて寝るまで、ずっと「仕事」です。そのメリットもデメリットも全て含めて、楽しいことは間違いない!! マツキ:特になし。 コヤマ:いなーい! ジョー:さだまさしさんが以前「ギターはネックを寝かせて持つのが通だ」と仰っていたので僕もベースを寝かせたスタイルで弾いています。ウィルコ・ジョンソンの影響でもあります。 MOBY:「バンドのドラマー」としての立ち位置に関していえば、リンゴ・スター。 マツキ:パフォーマンスは分かり易く。 コヤマ:気合いを入れてやる!ズボンのチャックを閉める。 ジョー:飽きさせないこと。 MOBY:自分のエゴよりも、先ずはお客さんに伝えること、楽しませることが最優先。 マツキ:明確にはないが、自分が「ないな」と感じたらないと思う。 コヤマ:気合いを入れないでやる! ジョー:スクービードゥのベーシストが裸にオーバーオール(笑)。 MOBY:ボクの意見はしばしば「それないでしょ~」と他のメンバーから言われます(笑)。 マツキ:結成即解散。 コヤマ:最後まで演奏出来る曲が一曲もないのは駄目だろう。いや待て。でも、そんなバンドいたら凄くカッコEなぁ。バンドはバンドである限りなんでもありだなぁ。てことは、解散しちゃ駄目! ジョー:ドラマーだと思ってた人がボーカルだった。 MOBY:予定や約束を「ぶっちぎる」こと。あとは、よく聞くとその理由が大したことの無い、解散やメンバー脱退。 マツキ:僕がおおまかに曲を作ってスタジオにもって行き、みんなでアレンジ、手直ししながら徐々に完成。 コヤマ:リーダーが作ってきた曲を覚えて、グッとくるまでみんなでやる。 ジョー:マツキさんが骨組みを作ってきた曲を全員でこねくり回してます。 MOBY:リーダーが曲を持って来て大枠のスケッチを伝えてもらい、あとはひたすら演奏を重ねる。 マツキ:特にいませんが、ストーンズみたいにセッション一発での曲作りにはあこがれます。 コヤマ:偉大なSOUL SINGER達。和洋問わず。 ジョー:20周年、25周年と続けている人たちはすごいと思います。ということで最近の格言。「ニューロティカには逆らえない」 MOBY:「一拍目が重要なんだ」と教えてくれた、James Brown。 マツキ:昔はボツのが多かったけど、最近はなるべく没は回避するようネチネチねばったりしてます。 コヤマ:リーダーが知っているはず! マツキ:夕焼けとか女の子とか。 コヤマ:リーダーが知っているはず! マツキ:2~3千枚。 コヤマ:数えるのが面倒なくらいの数があるなぁ。でも、確実に10枚は超えているよ。ちなみに、台所にあるお皿の数は6枚だったぜ。 ジョー:レコードは200枚くらい、CDは500枚くらいでしょうか。 MOBY:LPとCDあわせて2000枚前後。あと、iTunesで購入した曲が100曲くらい。 コヤマ:かつて、ライフセイバー合宿というものに参加した時に朝飯前と夕飯前の人工呼吸訓練というものが日課だったことがある。 結局、ひと月の合宿では資格を取ることが出来ず、泣く泣く合宿所を後に。家に着き、なにひとつ得るものがなかったぜ!畜生!と思い鏡を覗き込むと「あら!?なんだか唇がぶ厚く大きくなっとるじゃない!これが、俺なのか!?ンギャァァァァ!」とひと月前との違いにクリビツテンギョーミックリしたなぁもう。が、時が経つにつれ、これはこれで悪くないんでないと思い始め、今ではチャームポイント欄に迷うことなく『唇』と書き込む俺です。『mouth to mouth』の資格は取れなかったけど、結局いまとなっては『soul to soul』を仕事にしているんだから、合宿がまったくの無意味だったわけじゃないわね。どわーい!やったぁ! マツキ: ①大学卒業後、音楽を捨てきれず周りの仲間を集めてバンド結成。 ②人間関係をこじらせリーダーの座を奪われるも、プライドを捨てなんとかバンド継続。 ③新たなリーダーの元、バンドはV系にイメージ転換し人気も上昇。しかし野球部出身の自分の骨格には化粧や露出過多なビニール系衣装が似合わず悩む。 ④結果バンドの意向によりバズーカ砲とキャタピラを配したマシーン衣装を与えられ、もはや人ではないキャラのメンバーとして活動する。(涙) MOBY:バンドのこと:50%、自分が楽しむ音楽:15%、呑みに行きたいな~、という願望:10%、ラーメン屋のデータベース:10%、野球:10%、その他スポーツ:4%、いい加減、彼女が欲しい、という願望:1%。…たまにテントウ虫が髪の毛に絡まってます。 ジョー:僕はO型で「適当」な上に酉年で「わすれっぽい」性格なため、私は何も見てません聞いてません知りません。 マツキ:適度に手を抜いて下さい。 コヤマ:目指せ50周年!俺達もあと35年かぁ。スゲェ。けどやってみるYO!君もやってみて頂戴! ジョー:ライブの持ち時間を超えるとエライ人に怒られるので気を付けてください。 MOBY:何事も「知らぬが仏」という意識は捨てて下さい。 マツキ:いいと感じた音楽は是非ライヴハウスで味わってほしいです。 コヤマ:とにかくなにしろまずはSCOOBIE DOのライヴに来てくれぃ! ジョー:自転車をこぎながらのi-Podは危険なので気を付けてください。 MOBY:気になるアーティストがいたら、ちょっとの間、ヘッドフォンを耳から外して、是非ライヴを観て下さい。 SCOOBIE DOのライヴも、自信を持ってお勧め致します。レア盤を買うよりも安くて楽しいぜ、絶対。
"Funk-a-lismo! CLUB Que 2DAYS SPECIAL"
SCOOBIE DO -oneman 2days- 2009/12/10(THU),11(FRI) open 19:00 start 19:30 SOLD OUT |