ケラ&ザ・シンセサイザーズ
ケラアンドシンセサイザーズ
Profile
80年代半ば、キテレツな音楽性と存在感で音楽シーンを席巻したインディーズ・バンドがあった。「日本のロック名盤」とされる作品を残しながらも、91年に解散してしまったそのバンドこそ、KERA率いる「有頂天」である。
時も過ぎ、その4年後となる95年、劇作家・演出家として活躍するケラリーノ・サンドロヴィッチことKERAと、三浦俊一(G)が有頂天の続きをやろうと画策。chaco(Ds)、松田”FIRE”卓巳(B)といった実力派ミュージシャンを誘い「ザ・シンセサイザーズ」が結成された。
O-Westを拠点としてライブ活動を続け、2000年に杉山圭一(Syn)が、2004年にはアサウチ(G)が加入。この20代メンバー2人のセンスとパワーは、バンドに活性化をもたらす役割を果した。サウンドはロック的なダイナミズムを増し、