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【UKP OFFICIAL INTERVIEW】[Alexandros]2014総括インタビュー

―:2014年の[Alexandros]を振り返っていきたいんですけど、まず率直にどういう1年だったと思いますか?

川上洋平(Vo/Gt):まあ、今年も変わらず楽しいことをして、いいライブをして、カッコいい曲を作りたいという思いでやってきたんですけど。ただ、そんななかでも客観的にバンドを見ることもありましたけどね。

―:たとえば?

川上:“この曲はどうなんだろう?”、“このライブはどうしてこういう内容になったんだろう?”っていうのはその場その場で冷静に考えたりもして。でも、それって10年後に初めて完全な客観性をもって振り返えられることでもあると思うので。やっぱり大事なのは今そのときに精一杯音楽に、バンドに情熱を注ぐということですよね。毎年そうではあるんですけど。

―:音源のリリースとしては6月のシングル「Adventure/Droshky!」のみでしたけど、制作は間断なく続けていたんですか?

川上:はい、やってましたね。3月の武道館ライブが終わって、デモ制作が始まって。夏フェスシーズンが終わってから本格的に形にしていこうと。そうやって時間に余裕をもった制作は2ndアルバム(『I Wanna Go To Hawaii.』)以来なんですけど、あのときの感触がすごくよかったのでもう1回そのパターンでやってみたいなと思って。

―:2014年を走りながら2015年を見据えていたという。

川上:そう。今年は例年に比べてライブも多くなかったし、アルバムもリリースしなかったので。今は地固めじゃないですけど、いい曲をとことんこだわり抜いて作ろうぜという1年で。それでも活動的には十分暴れたと思うんですけどね(笑)。

―:ニューアルバムに向けたデモのモードを言葉にできますか?

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川上:5月くらいの時点ではぼんやりしてたんです。でも、夏フェスが終わってからどんどん攻撃的なモードになっていって。いろんなアイデアを形にしたいという思いが強くなっていったんですよね。それはバラードであろうが、激しい曲であろうが,インディーズっぽい曲であろうが。みんなで固定観念にとらわれずに形にしていこうというモードでしたね。とにかく自由だと思います。

―:磯部くんはどうですか?

磯部寛之(Ba):デモの手応えはかなりあります。そこだけは自信満々なので(笑)。2014年から2015年への流れを踏まえて、個人的にベーシストとして成長を感じているのはよりメロディを大事にできてるということで。ニューアルバムに向けた制作ではいろいろ考えることが多くて。

―:どういうことを?

磯部:ホントにシンプルなことなんですけどね。ある種、永遠のテーマというか。ドラムのリズムがあって、洋平のメロディがあって、そのあいだをうまく縫っていくということ。ときに変幻自在に。そのあたりをすごく考えてますね。その一方で、“何言ってんだ、難しいことを考えずにとにかくカッコよく弾けよ”って思ってる自分もいるし。その繰り返しですよね。でも、その繰り返しのなかで自分のモチベーションはかなり高まってます。最近のライブのパフォーマンスでもそれが出てると思うし。

―:そういう話ってメンバーともしたりするの?

磯部:今回の制作ではベースのフレーズをみんなに聴かせて意見をもらったりしてますね。基本的にはそういうことってあまりしないんですけど。そのやり取りのなかでメンバーに“いいね!”って言ってもらえなかったら悔しいし。

―:聡泰くんはどうですか?

庄村聡泰(Dr):まず2014年を振り返ると、世間に対して秘密が多い1年だったので(笑)。来年はもう秘密のないようにしたいなと。

―:あはははは。なるほどね。言えないことをずっと抱えていたという。武道館のアンコールで[Alexandros]という新たなバンド名を発表したのもそうだし、先日発表したユニバーサル ミュージックとの契約もそうだしね。

庄村:そう。ただ、秘密が多かった分だけメンバーやスタッフとはいろいろ腹を割って話し合えた1年でもありました。例年以上にいろんなことを深く話し合いましたね。デビューしてから5年か。わりと息つく間もなく駆け抜けてきたので。ここさから先の5年は今年みんなと交わしたコミュニケーションがすごく活きてくると思うんですよね。

―:話し合いの話題はシビアな内容もあった?

庄村:そりゃありますよ。ヒロ(磯部)とも飲みながらいろんな話をしたよね。

―:どういうことを?

磯部:お互いの音楽に対するビジョンとかね。

庄村 シンプルに“おまえは何を考えてバンドをやってるのか?”とか“おまえはどういう人間でありたいのか?”とかそういう話をして。

―:本質的な対話をしたと。

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磯部:かなり本質的でしたね。

庄村:ヒロとそういう話ができたのは、1年を振り返ってもデカかったですね。

磯部:そこにはリズム隊という意識もあるんですけど、お互いの音楽的なバックグラウンドは全然違いますし、性格も真反対なんですよ。

庄村 だからこそ、1回すごく言い合いになったこともあるし。“埒があかないから飲みに行って続きを話そう”ってなって議論を交わしたこともあったし。

磯部:それを聡泰が提案してくれたことがうれしかったし。正直、これまで俺は意見をぶつけてもストレートに返ってこない印象があったんですよ。俺はこういう性格だからバッて言うけど、聡泰は飲み込むから。でも、聡泰が飲みに行って話し合おうって提案してくれて、実際にじっくり話せたのが俺もホントに大きかったですね。

―:人間のコミュニケーションって自分の腹を見せないと、相手も見せてくれないしね。

庄村:うん、そうですね。だからメンバーには定期的に自分の腹を見せなきゃいけないと思いました。こんなに毎日一緒にいるし、距離はすげえ近いし、わかりあえてると思ってるんだけど、やっぱり4人は別々の脳みそがあるわけで。そこで感じることの差異は生まれるから。だからこそ深いコミュニケーションを取ることが大事だなって。

―:洋平くんはそんな2人をどう見てたんですか?

川上:僕はこのバンドを作ったときから“そういう関係性でいよう”って言っていたので。“メンバーに不満があればその場で言おうよ”って。“親友よりも恋人よりも家族よりもお互いのことをわかっていたいと思う”ってずっと言ってきたんですよ。メンバーにも口酸っぱく言ってきたし。で、今年2人がそういう話し合いをしてるのを知ってよかったなって思いましたよね。4人それぞれ別の人間なんだから、衝突することもあるのは当然で。バンドってそのうえでいかにカッコよく調和するかっていうことだから。僕らはそうやって一生このバンドを続けていくと思うんですけど。

―:白井くんはどうですか?

白井眞輝(Gt):今年、個人的に大きかったのは、やっぱり浅井健一さんと出会えたことですね。今回、映像作品としてリリースされるスペースシャワーTVの番組(『『Welcome!【Alexandros】』に浅井さんがゲストに来てくれて。映像作品には収録されてないんですけど、高校生のときからずっと憧れの人だったから。憧れのバンドマンランキングの頂点にいる方だし。そんな方と一緒にプレイできたことも、そのあと飲みに行けたことも、僕の人生における最大級の事件でしたね。発声の仕方とか、プレイスタイルとか、僕は浅井さんのことは誰よりも知り尽していると思ってたんですよ。でも、いざ一緒にセッションさせていただいたら、自分の全然知らなかった音が出ていて。“俺はこの人のことを何も知らなかったんだ!”って思い知らされたんですよね。それはうれしくもあり、悔しくもあり。夢が叶ってしまった寂しさもありみたいな。

―:浅井さんから印象的な言葉をかけてもらったりしましたか?

白井:いちばん覚えてるのは、“自分が高校生のときに聴いてた浅井さんのあの曲を聴くと修学旅行のバスに乗ってる光景を思い出すんですよ”って言ったら、“ああ、歌はタイムマシンだからね”って言ってくれて。“これは俺だけにかけてくれた明言だ!”みたいな(笑)。

一同:(笑)。

磯部:ファンだねえ。

―:あらためて、2015年はユニバーサル ミュージックから3月にシングル、そして6月にはアルバムをリリースすると。ここからより世界との距離も縮めていくことになると思いますが、そのあたりの展望を聞きたいなと。

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川上:インディーズで5年間やってきたんですけど、特にインディーズに対するこだわりってなかったんですよね。で、3月の武道館ライブが終わったときに、これからバンドがもっと大きな場所を目指すならやっぱりもう少しそこをカバーしてくれるスタッフが必要だよねって話になって。そんな中でどのレーベルとパートナーシップを組むかってなったときに、いちばんいい提案をしてくれたのがユニバーサルだったんですよね。自分たちの足場は変えずに環境を強化していけるなら鬼に金棒じゃないかと。単純に自分たちの音楽がより広く響き渡らせられる環境を得たので。それは大きいですよね。新しい音源も期待していてください。また裏切りますから。もちろん、いい意味で。

―:2015年、楽しみしかないですね。

川上:ホントに。よりたくさんの人に聴いてもらいたいと思ってます。ロックバンドしか聴かないというリスナーだけじゃなくて、ロックバンドって聴かないんだよねっていう人にも届けたいし、僕らがその役割を担えればと思ってます。あとは、ここから世界という路上でライブしたいですね。

[取材・文:三宅正一(ONBU) / 撮影:横山マサト]


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