王道の”うたもの”バンド誕生。絶対的に残る”言葉とメロディ”。”現実よりよっぽどリアルな嘘”つきます。
初の全国流通作品でありながら、6曲全てスタンダードな魅力が伝わる、クオリティの高い楽曲達。中でもリード曲であるM1“金星人に恋をした”の堂々たる佇まいとポピュラリティは群を抜いています。〈君と僕〉というミニマムな関係を、タイトル通りスケールの大きな世界観で歌うM2“君は宇宙”。イントロの柔らかなアルペジオから少しずつドラマチックに、力強くエモーショナルに展開する名曲M3“アオの木苺”。肩の力がいい感じに抜けた実は隠れ人気No.1(!?)なM4“京葉線SOLDOUT”。ゆったりしたリズムに揺れながらメッセージ性の強い言葉を乗せるM5“ピースする”。今作の中で最も軽やかで牧歌的な雰囲気がある、これまた人気の高いM6“ダル・セニョールの憂鬱”。
ラブソングであってもシリアスなメッセージの曲であっても、〈どの曲も〉開けたメロディであることが最大の強みです。
〈全曲自信アリ!〉…という言葉はありがちだと思いますが、本当にそうなんです。