THE SAX NIGHT
ザ サックス ナイト
Profile
- MEMBER:
- 甲田“YOUNG CORN”伸太郎(Bloodest Saxophone)(Tenor Saxophone) 飯島誓(勝手にしやがれ)(Baritone Saxophone) 中島徹也(OldFashion)(Baritone Saxophone) 和田“KNACK”裕司(REAL BRASS)(Baritone Saxophone) HACK(SPEEDBALL)(Baritone Saxophone) 立石太郎(LA ROCCA)(Baritone Saxophone) 天川真陽華(Baritone Saxophone) 平田“秀吉”圭祐(フランキーとジョニー)(Baritone Saxophone) 熊山“ACK-BEAR”淳士(EASTERN SKY THE L.E.D.)(Trombone) 荒井伝太(decoda bap)(Organ) 深野雅史(東京ハウリングレコード)(Guitar (ex.STORM from 高知)) 樺島啓貴(Bass) 村上良之(THE SPADE 13)(Drums)
「勝手にしやがれ」の飯島(B.Sax)と、「Bloodest Saxophone」の甲田(T.Sax)が中心メンバーの9ホーン+4リズム=総勢13人のロックンロールオーケストラ。ジャズを軸に様々なジャンルを吸収した、勢いあり余るロックンロールは超エネルギッシュ!!
「THE SAX NIGHT」ーイベントのようなバンド名は、まさに同名のイベントが発端。国内最高峰のジャズパンクバンド“勝手にしやがれ”のバリトンサックス担当・飯島 誓と、おそらく日本でもっとも熱くて粋なジャズバンド「Bloodest Saxophone」のリーダー兼テナーサックス担当・甲田伸太郎が、06年3月にイベント「the SAX-NIGHT vol.1」を開催。この日がバンド「THE SAX NIGHT」のデビューライヴとなった。
バンドのコンセプトは「8ビートのロックンロール」を自由に伸び伸びと「憎たらしく」やろう、ということ(おそらくニクイと憎たらしいは違うがニュアンスの違いは不明)。
そして最初の約1年は、ホーン隊にはバリトンサックスの中島が加わったぐらいだったが、飯島が対バンなどで出会ったバリトンサックス奏者をメンバーに無断でどんどん誘い始める。結果、7名のバリトンサックスに甲田のテナーサックス、トロンボーンという9名のホーン隊に、オルガン、ギター、ベース、ドラムという総勢13名の「ロックンロールオーケストラ」の完成を見たのである。以降、初のワンマンがソールドアウト、バリトン7本によるあまりの重低音に客席の灰皿やグラスが吹っ飛ぶなど、大小の伝説を積み重ねつつある。
ダンスパーティーやガレージを連想させるロックンロール、ジャンプ&ジャイヴ、スカ、さらにはタンゴやドゥーワップ風(!?)まで…。このカッコよさはファッションやライフスタイルにも深いこだわりを持つ50′s系のローラーから「ブラサキ」ファン含むブルース/ジャズ系のリスナー、60′sのガレージサウンド好き、そして90年代以降のスカパンク/メロコア世代、さらには「勝手」やスカパラのファン、シャネルズ~ラッツ&スターやチェッカーズのファンだった方々など、それはそれはハンパなく幅広い層に伝わるものだ。
ちなみに全15トラック中4トラックは曲ではないので悪しからず。また、プラターズの名曲カヴァーを除く全曲に「THE NIGHT」が付く点も、ご了承いただきたい。…といったわけで、こういうバンドが売れたら、日本の音楽シーンは確実にもっと面白くなるはずだが、いかがでしょうか。